つらつら思うこと

特にテーマは決めずに書きます

また1円本など10冊買った(^_^;)

4月末から5月初めに1円本など10冊を通販で買った。
注文した順に書くと以下の10冊。


f:id:nobinyanmikeko:20170509183658j:plain①「新訳絵入現代文伊勢物語」(吉井勇訳、竹久夢二絵、国書刊行会、2011年初版第一刷、定価¥2,000+税、1917年阿蘭陀書房刊「新訳絵入伊勢物語」を現代仮名遣に改めての覆刻再刊)
【日本の古本屋……西原書店(沖縄県浦添市)】本体¥1,000+送料¥300+郵便振替手数料¥130(後払い)、表示……並、カバー・帯付〈ゆうメール〉

注文日:4月27日⇒到着日:5月6日
今回注文した本では唯一「日本の古本屋」サイトを通じての注文で、注文から到着まで9日もかかったのはGWにかかったのと沖縄からという地理的ハンディキャップによるものか。
表示は並だったけど新品同様と表示しても良いのではと思うほどに綺麗な状態だった。
大正6年刊の本の覆刻版だけど全然古さを感じない。竹久夢二伊勢物語絵を「図説日本の古典5竹取物語伊勢物語」(片桐洋一他、1978年、集英社)で見てこの本の存在を知り〈この本は1977年にも思文閣から覆刻版が出ている〉欲しくなったのだけれど、夢二の絵も良いが吉井勇の訳が実に良い。大正デモクラシーの時代だからこれだけ自由な訳ができたのだろうか。


f:id:nobinyanmikeko:20170509192807j:plain②「書の日本史 第三巻・鎌倉/南北朝」(平凡社教育産業センター編、平凡社、1975年初版第一刷、定価¥3,800)
Amazon……もったいない本舗】本体¥667+送料257(コンビニ前払い)、表示……良い、函・カバー付〈ゆうメール〉

注文日:5月2日⇒到着日:5月6日
今回注文した本の中では一番の大型本で、Amazonに注文した9冊の中では一番高価。とは言え元が¥3,800の本だから¥667は安い。また「もったいない本舗」はカード式のミニカレンダーが同梱されて来るけど、これは半分に切ればニ枚の栞になるので具合が良い。
表示は「良い」だったけど「非常に良い」相当くらいか。函は全体にすこしヤケはあるが目立つ汚れや傷みは無く中の本は綺麗で全く問題無かった。
少し前に購入した「伝藤原藤房筆本伊勢物語」(吉田幸一編、1998年、古典文庫)の吉田幸一氏の解説の中に、藤原藤房の筆跡かどうかを確認するのにこの本の中の藤房の書状と見比べた旨が書かれていたので、これは是非この本を買って見比べてみたいと思った。見ると確かに同一人物の筆跡のようだ。ほかにも源頼朝源義仲源義経・文覚・西行北条時政九条兼実九条良経北条政子源実朝親鸞日蓮冷泉為相足利尊氏等々様々な人の書の写真があって興味深い。


f:id:nobinyanmikeko:20170509203303j:plain③「新装版日本古典文庫7 竹取物語伊勢物語落窪物語」(訳/川端康成中村真一郎和田芳恵、注釈/池田弥三郎、解説/中村真一郎河出書房新社、1988年新装版初版……旧版初版は1976年、定価¥1,600)
Amazon………花梨堂】本体¥100+送料257(コンビニ前払い)、表示……良い、カバー・帯付〈クロネコメール〉

注文日:5月2日⇒到着日:5月4日
他の9冊は6日にまとめて届いたけど、この本だけ4日に届いた。花梨堂の対応は早い。本当は花梨堂と同じ「良い」の表示で花梨堂より安い値段で出している所もあったのだが、そちらは本の状態についての具体的な記述が無く、花梨堂は丁寧に書いていたので花梨堂に注文した。本の状態も綺麗だったし花梨堂を選んで正解だったと思う。
原文無しの訳・注釈・解説というスタイルだが、池田弥三郎の注釈が分量は少ないものの、なかなか読ませる内容で面白い。


f:id:nobinyanmikeko:20170509210203j:plain④「集英社文庫 竹取物語伊勢物語」(訳/田辺聖子集英社、1987年第一刷……1982年学研刊の単行本の文庫化、定価¥360)
Amazon……共立書院】本体¥1+送料¥257(コンビニ前払い)、表示……良い、カバー・帯付〈ゆうメール〉

注文日:5月2日⇒到着日:5月6日
表示は「良い」だったけど「非常に良い」でも良いくらいに綺麗。帯にやや色褪せがあるものの本体・カバーは新品同様だった。
田辺聖子の訳は地の文にはあまり特徴が無いが、歌の訳が良い。学者の訳ではなかなか出せない味を出している。
竹取物語は全訳だが、伊勢物語は抄訳なのがやや残念。


f:id:nobinyanmikeko:20170509214405j:plain⑤「日本古典全書 竹取物語伊勢物語」(南波浩校註、朝日新聞社、1960年初版1973年第九刷、定価¥640)
Amazon……もったいない本舗】本体¥1+送料257(コンビニ前払い)、表示……良い、カバー・月報付〈ゆうメール〉

注文日:5月2本⇒到着日:5月6日
この本は少し前に同じ「もったいない本舗」でやはり¥1で買ったのだけど、内容が良い本だけに、いずれもう少し程度の良い本があればもう一冊買おうと思っていた。ところがまた「もったいない本舗」から出品があって、値段は前回と同じ¥1だけど表示は前回が「可」だったのに今回は「良い」、前回買った本が五刷だったのに今回は九刷で、¥1だし今ある本より状態が良さそうだから買ってみようかと思って注文した。届いた本を見て、これは注文して正解だったと思った。カバーの背にヤケと小さな破れがあるものの他は問題なく、月報も付いている。程度の良い本は¥1,000くらいは出さなきゃ無理かなと思ってたのでこれは嬉しい誤算だった。(画像右が今回購入した本)


f:id:nobinyanmikeko:20170510065129j:plain⑥「現代語訳 竹取物語伊勢物語」(吉岡曠訳、學燈社、2005年初版……1982年刊の文庫本の単行本化、定価¥1,600+税)
Amazon……j-book】本体¥65+送料¥257(コンビニ前払い)、表示……非常に良い、カバー付〈ゆうメール〉

注文日:5月2日⇒到着日:5月6日
表示は「非常に良い」で表示通りか。この本は初め文庫版が出て後から単行本化されている。普通とは逆なところが面白い。
内容は原文・訳・簡単な注釈・簡単な解説付き。竹取物語伊勢物語が入っているが竹取物語重視という感じで、巻末に竹取物語の校訂一覧・今昔物語の竹取説話・中国の「斑竹姑娘」との比較が載っているが、伊勢物語は登場人物の系図が二枚あるだけで物足りない。
伊勢物語の歌番号は初段の「みちのくの忍もぢずりたれゆゑに」と87段の「あしのやのなだのしほ焼きいとまなみ」を除外していて、片桐洋一氏の考えに従ったようだ。講談社学術文庫伊勢物語を書いた阿部俊子氏は学習院大学の非常勤講師を務めていた時期があったのでその頃助教授だった吉岡曠氏とは同僚だった訳だけど阿部俊子氏の歌番号ではなく片桐洋一氏の歌番号に従っているのが興味深い。解説でも片桐洋一氏の三段階成立説を概ね肯定している。
装幀は綺麗だし読みやすさを重視した感じの本だけど内容としては類書が数多くある中でアピールするものに乏しいか。


f:id:nobinyanmikeko:20170510161218j:plain⑦「伊勢物語 附現代語譯」(中河與一譯註、角川文庫、1953年初版1964年17版、定価¥100)
Amazon……ブックアイランド】本体¥1+送料¥257(コンビニ前払い)、表示……良い、カバー無し・帯付〈クロネコメール〉

注文日:5月2日⇒到着日:5月6日
表示「良い」で表示通りか。カバーは無いが帯付きで帯は綺麗な状態。軽いヤケはあるが目立つ汚れや書込みは無い。53年経った本としては良い状態だろう。
1953年初版なので戦後に書かれた本なのに歴史的仮名遣繁体字で捨て仮名無しとまるで戦前の本のよう。
現在は大半の伊勢物語関係本が天福本・武田本等の定家本を底本としているのに対してこの本は江戸時代の藤井高尚の「伊勢物語新釋」を底本とした原文・校注・訳・解説付き。単なる作家が訳した古典ではなくて拘りを持った本という印象。作家が担当した古典ではあるが訳よりもむしろ校注が面白い。


f:id:nobinyanmikeko:20170511140639j:plain⑧「竹取物語伊勢物語堤中納言物語」(訳/臼井吉見・中谷孝雄、解説/森まゆみちくま文庫、1992年初版第一刷……1960年刊古典日本文学全集7の文庫化)
Amazon……グリーントマト堂】本体¥1+送料¥257(コンビニ前払い)、表示……良い、カバー・帯付〈ゆうメール〉

注文日:5月2日⇒到着日:5月6日
表示「良い」だけど「非常に良い」相当か。カバーに若干スレがあるが、本体や帯は新品同様で栞まで付いてた。
カバーの絵がちょっと意表を突く。えっ平安王朝物語にこの絵なの?という感じ。
内容は原文無し・訳・簡単な注釈・簡単な解説付き。原文が無い代りに物語が三つ入っている。
伊勢物語の場合、訳は堅実だがこれといってアピールするものが無く、注は内容がやや古い。
ただ堤中納言物語が入っているのは魅力。


f:id:nobinyanmikeko:20170511195739j:plain⑨「新装版校注古典叢書 伊勢物語」(片桐洋一校注、明治書院、1971年初版2012年新装版8版、定価¥2,000)
Amazon……エコマケ】本体¥176+送料¥257(コンビニ前払い)、表示……良い〈クロネコメール〉

注文日:5月2日⇒到着日:5月6日
表示「良い」だが、これは微妙。本そのものはまだ新しく綺麗な状態なのだが書込みの量が半端ではない。大半はシャープペンによるものだが一部マーカーも使われていて、この状態だと「可」相当か。
片桐洋一氏の伊勢物語関係の本は多数出ているけど校注本は以外に少ない。1971年に出たこの本のあと昨年「新校注伊勢物語」が和泉書院から出ているのでいずれ「新校注」も購入して比較してみたいけど、「新校注」の著者が片桐洋一・田中まきとなっているのが気になる。こういう場合実際に書いてるのは若くて無名の研究者で著名な研究者が共同執筆者として名義貸ししているケースが多いからだ。もしそうだとすれば本当の片桐洋一氏による校注本はこの本だけという事になる。
さすがにというか従来の校注には無かった新しい解釈が随所に見られて校注を読むだけでも面白い。巻末解説も力のこもったもの。


f:id:nobinyanmikeko:20170511222250j:plain⑩「現代語譯日本古典文學全集 竹取物語伊勢物語落窪物語」(譯・解説/三谷榮一・大津有一・所弘、河出書房、1954年初版、定価不明)
Amazon……もったいない本舗】本体¥1+送料¥257(コンビニ前払い)、表示……良い、函付〈ゆうメール〉

注文日:5月3日⇒到着日:5月6日
この表示の「良い」は無いだろう。一応函は付いているけど函もかなりくたびれた感じ。カバーは元々無かったのかも知れないが本体もかなりくたびれていて金文字は辛うじて読めるという程度。しかも底にインクを零した痕がある。「可」の中でも下の方ではないかと思う。
もったいない本舗はこれまで表示より状態が良かったことはあってもこんなことは無かったので残念。
まあ¥1の本だし63年も前の本だからこんなものなのかも知れないが。
少し前に購入した「日本古典鑑賞講座第五巻 竹取物語伊勢物語」(1958年初版1973年14刷、角川書店)での大津有一氏の訳がなかなか個性的で印象に残ったのだけれど全段ではなく抄訳だったので全段訳したものが読みたいと思ってこの本を購入した。
驚いたことに角川版とは訳文が同じでは無い。色々試行錯誤していたのだろうね。大津訳が成功しているとまでは思わないが方向性としては間違っていないように思う。

伊勢物語の『昔おとこありけり』はどう訳されているか?

かつて大学で教わった吉岡曠先生が伊勢物語の現代語訳を学燈社から出しているようで、その本のAmazonレビューにこんなことが書かれていた。

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/review/4312600023/RURE7RM9XRUSF/ref=cm_cr_dp_mb_rvw_1?ie=UTF8&cursor=1

確かに『昔おとこありけり』の訳し方は難しいと思う。「昔男がいた」でも間違いではないけれど、古文の試験の高校生の回答みたいで何か違うという感じもある。

そこで『昔おとこありけり』をいろいろな人がどう訳しているかを見てみた。(とりあえず第二段の場合)



☆むかし、男がいた………池田亀鑑(学燈文庫)・田辺聖子集英社文庫

☆昔、男がいた………森野宗明(講談社文庫)・石田穣二(角川文庫)・福井貞助(完訳日本の古典10)・吉岡曠(学燈文庫)・片桐洋一(鑑賞日本古典文学)・森本茂(伊勢物語全釈)・狩野尾義衛(伊勢物語新講)・日栄社編集所(文法解説・伊勢物語

☆むかし、男があった………中谷孝雄(ちくま文庫

☆むかし、ある男がいた………中村真一郎(日本古典文庫)

☆むかし、或る男があつた………中河与一(角川文庫)

☆昔、ある男があった………雨海博洋(文法全解伊勢物語

☆昔、一人の男がいた………阿部俊子講談社学術文庫

☆昔、(一人の)男がいた………桑原博史(新明解古典シリーズ・伊勢物語

☆昔、(一人の)男があった………此島正年(伊勢物語要解)

☆昔、大へん色好みの男がありました………大津有一(現代語訳日本古典文学全集)

☆昔、たいへん色好みの男がありました………大津有一(日本古典鑑賞講座)

☆これも古き世のある男の物語である………吉井勇(新訳絵入現代文伊勢物語



こうして見ると大津有一と吉井勇の訳が個性的だ。

私ならどう訳すだろうと考えてみた。
伝承文学的な面があることを考慮して『むかし、男が居ったそうな』と訳したい。

伊勢物語第1段の『をいつきて』の解釈は?

伊勢物語第1段の『をいつきて』の解釈は三通りあるようだ。

☆『追ひ付きて』説
小林茂美(影印校注古典叢書6伊勢物語
福井貞助(完訳日本の古典10)
大野晋・辛島稔子(伊勢物語索引)
松尾聰・永井和子(校註伊勢物語
狩野尾義衛(伊勢物語新講)
桑原博史(新明解古典シリーズ・伊勢物語
日栄社編集所(文法解説・伊勢物語

☆『追ひ継ぎて』説
森本茂(伊勢物語論)
南波浩(日本古典全書)
片桐洋一(校注古典叢書)
吉井勇(新訳絵入現代文伊勢物語

☆『老いづきて』説
山田清市(伊勢物語影印付)
石田穣二(新版伊勢物語・角川文庫)
池田亀鑑(伊勢物語・学燈文庫)
大津有一(日本古典鑑賞講座五)
森野宗明(講談社文庫)
中村真一郎(日本古典文庫)
田辺聖子集英社文庫
中谷孝雄(ちくま文庫
中河与一(角川文庫)
吉岡曠(学燈文庫)
此島正年(伊勢物語要解)
中田武司(有精堂校注叢書・伊勢物語)[※本文は『おひつぎて』としているが、校注では「大人びて」としている]

☆『追ひ付きて』or『追ひ継ぎて』説
築島裕・大津有一(日本古典文学大系9)
阿部俊子講談社学術文庫
雨海博洋(文法全解伊勢物語

伊勢物語第6段の『あくたかは』の解釈は?

伊勢物語第6段の『あくたかは』の解釈は三通りあるようだ。

摂津国三島郡(現高槻市)の芥川とする
小林茂美(影印校注古典叢書6伊勢物語
片桐洋一(影印本伊勢物語・新典社etc.)
石田穣二(新版伊勢物語・角川文庫)
吉岡曠(学燈文庫)

☆京都の大宮川の別名とする
冷泉家伊勢物語
阿部俊子伊勢物語全訳注・講談社学術文庫
森本茂(伊勢物語論)
伊勢物語知顕抄
池田弥三郎(日本古典文庫)

☆架空の地名もしくは普通名詞とする
一条兼良伊勢物語愚見抄)
細川幽斎伊勢物語闕疑抄)
築島裕・大津有一(日本古典文学大系9)
南波浩(日本古典全書)
中河与一(角川文庫)
中谷孝雄(ちくま文庫
狩野尾義衛(伊勢物語新講)
中田武司(有精堂校注叢書・伊勢物語

☆三説併記
山田清市(伊勢物語影印本付)
雨海博洋(文法全解伊勢物語
福井貞助(完訳日本の古典10)
森野宗明(講談社文庫)

☆摂津の芥川説・大宮川説二説併記
桑原博史(新明解古典シリーズ・伊勢物語

☆不明とする
此島正年(伊勢物語要解)


《備考》
私見を述べるなら、この『あくたかはといふ河』という表現は普通名詞とか京の人にとって馴染みの場所である大宮川を指すとは考えにくい。
また伊勢物語に出て来る他の地名は近畿周辺に関しては皆実在する地名であるから架空の地名とも考えにくい。
したがって摂津三島郡の芥川以外考えられないと思う。

この芥川という川は淀川の支流で、芥川が淀川に合流する地点の近くで反対側から淀川に合流しているのが82段に出て来る天の川。交野の渚の院も遠くない。
つまりこの段の作者はそれとなく業平を連想させるためのキーワードとして『あくたかは』という地名を使っているのだと思う。
「これは二条のきさきの」以下は後人による解釈文であって、この段の作者のあずかり知らぬもの。それゆえ女を二条の后として限定して考える必要も無いし実話と考える必要も無いから「摂津三島郡では京から離れ過ぎている」という阿部俊子氏のような思考は当たらない。

おそらく元々は民間伝承の鬼一口説話であり、この段の作者は業平と結びつけるために『あくたかは』という地名を使ったものと思う。

二条の后高子と伊都内親王の自筆署名が残っていたとは(ⓄⓄ)

昨日届いた「新編伊勢物語」(神野藤昭夫・関根賢司編、1999年、おうふう)の中に二条の后高子の自筆署名が影印印刷されていた。
この間買った「図説日本の古典5竹取物語伊勢物語」には業平の母伊都内親王の自筆署名の写真が出ていた。

9世紀の人の自筆署名が残っているというのは凄い(ⓄⓄ)
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森本茂「伊勢物語論【増補版】」が¥1で買えた

Amazonで¥1(+送料257)で買える伊勢物語関係書を見ていたら森本茂著「伊勢物語論」が¥1で出ていた。専門書が¥1て凄いなと思って、どんなものだろかと買ってみた。不死鳥BOOKSという会社。

昨日届いたのを見たら、函こそ経年感はあるものの中の本はまっさらの綺麗な状態で、これが¥1なんて奇跡だあ~という感じ。
森本茂という人は知らなかったけど論文の内容もおもしろそうだし、これは買って良かった(^^)
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1円の本が思いのほか綺麗だった(^^)

先日Amazonのもったいない本舗から購入した¥7(+送料¥257)の池田亀鑑著「伊勢物語」(学燈文庫、1956年初版1980年19版)が思いのほかに綺麗な状態で届いたので、今度は¥1(+送料257)の本を4冊いずれももったいない本舗に注文してみた。

☆南波浩校註「竹取物語伊勢物語」(日本古典全書、朝日新聞社、1960年初版1968年5版)
☆片桐洋一編集・執筆、後藤明生エッセイ「伊勢物語土佐日記」(新潮古典文学アルバム5、1990年刊)
石田穣二訳注「新版伊勢物語」(角川文庫、1979年初版1985年8版)
☆片桐洋一・福井貞助・松村誠一校注訳「竹取物語伊勢物語土佐日記」(完訳日本の古典10、小学館、1983年初版1989年2版)

この4冊が一昨日から今日にかけて相次いで届いたけど、古典全書以外の3冊はいずれも綺麗な状態で特に古典文学アルバムは写真が主だから綺麗な状態なのは嬉しかった。
古典全書はさすがに古本という感じで小口や天は茶変していてヤケもあるし函もついていないけどカバーはそれほど汚れてなくて破れや折れ・書込みも無いし月報付きだから値段を考えたら上等々々。

ということでまた¥1の本を注文してしまった(^_^;)
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