つらつら思うこと

特にテーマは決めずに書きます

形容詞連用形の音便と接続〜枕草子

http://nobinyanmikeko.hatenadiary.jp/entry/2019/08/15/122240⇒ 【枕草子(枕冊子)】〈本文は日本古典全書に拠る〉 《動詞に接続》★みじかき燈臺に火をともしていと[明かう]かかげて……140段、清げなる男の雙六を ★[明かう]なりて、人のこゑごゑし、日…

形容詞連用形の音便と接続〜伊勢物語

知恵袋でこんな質問があった。https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14211949119どうもきちんと調べた人が居ないようなので、形容詞連用形のウ音便と接続との関連について調べてみたい。 【伊勢物語】 《動詞に接続》 ★みこいと[いた…

知恵袋の回答/2019.8.12

学校文法的には活用語尾の部分の表記で、い⇒イ音便 う⇒ウ音便 む・ん・(不表記)⇒撥音便 つ⇒促音便という風に教えられているのでしょうね。ただ、音便というのは音韻変化の問題なので、本来は文法ではありませんから、文法の専門家も音便のことは余り詳しく…

知恵袋の回答/2019.8.10

★古語『ふつ』〈「捨てる」の意〉を項目として立てている古語辞典◎「精解古語辞典」(金子武雄・三谷栄一、1970年、金園社) ◎「例解古語辞典/第三版」(佐伯梅友・小松英雄・森野宗明etc.、1997年、三省堂) ◎「ベネッセ古語辞典」(井上宗雄・中村幸弘、1…

四谷二中のこと④先生の思い出B

http://nobinyanmikeko.hatenadiary.jp/entry/2019/08/02/172451⇒★池上正道先生池上先生は技術科(私が1年の時は職業科といったが、2年から技術科と変った)の先生。 1年・2年の時の職業科⇒技術科は田子敏行先生だったから、池上先生に教わったのは3年生の時…

四谷二中のこと③先生の思い出A

http://nobinyanmikeko.hatenadiary.jp/entry/2019/07/31/150019⇒記憶に残る先生のこと★神蔵為治先生神蔵為治先生は私が四谷二中に入学した時の校長先生。入学の一年後に定年退職されたので、神蔵先生の教えを受けたのは一年だけだった。温厚で気さくな先生…

四谷二中のこと②

http://nobinyanmikeko.hatenadiary.jp/entry/2019/07/31/141336⇒今手許に昭和62年に四谷二中同窓会が創立40周年記念として制作した同窓会員名簿があって、これには二つの校歌が載っている。つまり私の記憶にある旧校舎時代の校歌と移転後に改められた新校舎…

四谷二中のこと①

私の出身中学校は新宿区立四谷第二中学校。既に2001年に四谷一中との統合で廃校になり、Wikipediaも無いので、私の記憶の中の四谷二中のことなど少しづつ書いていこうと思う。四谷二中の開校は昭和22年(1947年)4月のようだ。昭和22年3月に新宿区が発足して…

小池清治《助動詞「き」の接続━━その変則性の由来について》再録

雑誌「月刊文法」1970年5月号《特集・「き」「けり」の徹底的研究》に下記の記事があり、注目すべき内容ですが、現在「月刊文法」は入手困難な状況なので全文引用します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【助動詞「き」の接続】━━その変則性の由来について…

知恵袋の回答/2019.7.2B

標準語の形成についてその② 国語学辞典(国語学会、1955年、東京堂出版)❂国語調査委員会国語に関する国家的調査機構の必要は、明治29年ごろ上田万年によって強調されたが、33年2月、貴族院・衆議院から政府に送られた「国字国語国文ノ改良ニ関スル建議」が…

知恵袋の回答/2019.7.2A

標準語の形成についてその① 国語学大辞典(国語学会、1980年、東京堂出版)❂標準語 【定義】 一国の、規範となる言語として正式に制定されたもの。一国の言語で、広く、統一的に、公文書・印刷物・演説・講義などで用いられる、正式の、「いい」言語で、くず…

肋間神経痛

先月7日昼から胸~脇腹~背中が痛い。 ネット情報を検索してみると、どうやら肋間神経痛という病気のようだ。原因不明なので困る。 鎮痛剤は無くなったので湿布だけしているが、湿布では治まらない感じ。あと3日で今月分の生活保護費が支給されるので、そうし…

知恵袋の回答/2019.7.1

伊勢物語第9段前半部分の訳 ★伊勢物語精講(池田亀鑑訳、1955年、學燈社) むかし、男がいた。その男、我身の生き甲斐も感じないほど思い沈んで、もうみやこには居るまい、東国によい住み場所を見つけようと思って、旅に出た。昔からの友一人二人とともに出…

高島夫妻の長男の死

高島忠夫の訃報に接して、遠い昔のことをふっと思い出した。高島夫妻の長男がまだ乳児だった時、家事手伝いとして高島家に住み込んでいた17歳の少女が長男を殺害してしまうという事件があった。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B3%B6%E5%BF%…

三省堂例解古語辞典⑲【こきまず】㈦ 2000年代~

【こきまず】の各古語辞典の記述を比較してみる。〜その(5)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★三省堂詳説古語辞典(秋山虔・渡辺実編、2000年1月) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こきま・ず【こき混ず】[他ザ下二]〘「こき」は接頭語〙種類…

三省堂例解古語辞典⑱【こきまず】㈥ 1990年代

【こきまず】の各古語辞典の記述を比較してみる。〜その(4)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★要語全訳必修古語辞典(平田喜信編、1992年2月、学習研究社) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こき-ま・ず【扱き混ず】他ザ下二(「こき」は接頭語)…

三省堂例解古語辞典⑰【こきまず】㈤ 1980年代

【こきまず】の各古語辞典の記述を比較してみる。〜その(3)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★旺文社高校基礎古語辞典・初版(古田東朔監修、旺文社編集部編、1982年10月) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こき-ま・ず(他ザ下二)〔「こき」は…

三省堂例解古語辞典⑯【こきまず】㈣ 1970年代

【こきまず】の各古語辞典の記述を比較してみる。〜その(2)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★精解古語辞典(金子武雄・三谷栄一編、1970年4月、金園社) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こきま・ず〔扱き混ず〕(他下二)まぜ合わせる。かきま…

三省堂例解古語辞典⑮【こきまず】㈢ 〜1960年代

【こきまず】の各古語辞典の記述を比較してみる。〜その(1)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★參考古語辞典・學生版(松下大三郎監修、江波熈編著、1940年2月、中文館書店) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こきまず……「まぜ合せる」 [例]春も…

三省堂例解古語辞典⑭【こきまず】㈡

【こきまず】の語釈〜初版・二版・三版の比較 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 例解古語辞典・初版(編著:佐伯梅友、小松英雄、森野宗明、1980年、三省堂) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こき-ま・ず【扱き混ず】〈動下二〉違った色の花や紅葉…

三省堂例解古語辞典⑬【こきまず】㈠

例解古語辞典初版の冒頭には「古典へのいざない」という一文があり、編者たちががどのような辞書をめざしてこの辞書を作成したかが書かれている。 その中で特に「こきまず」について詳しく書かれているので、この解説を引用した上で、初版・二版・三版の「こ…

カリタス学園の少女のこと

カリタス学園の子供たちが襲われる事件があって、遠い昔の淡い恋のことを憶い出した。私がその子に気づいたのは1964年の秋、つまり東京オリンピックの頃だったと思う。雪村いづみの「花はどこへ行ったの」がヒットしていた頃でもあった。 《ついでながら都立…

三省堂例解古語辞典⑫【二版⇒三版】で増補された語(た~ん)

Ⓐ二版において当該語があるべき頁数 Ⓑ三版の当該語の頁数 〘復〙……二版で削除されて三版で復活した語 ★Ⓐ493Ⓑ503 【だいぐゎん[大願](名詞)】★Ⓐ498Ⓑ508 【たかあまのはら[高天原](名詞)】★Ⓐ499Ⓑ509 【たかまのはら[高天原](名詞)】★Ⓐ509Ⓑ519 【た…

三省堂例解古語辞典⑪【二版⇒三版】で増補された語(あ~そ)

Ⓐ二版において当該語があるべき頁数 Ⓑ三版の当該語の頁数 〘復〙……二版で削除されて三版で復活した語 ★Ⓐ4Ⓑ4 【あかざのあつもの[藜の羹](連語)】★Ⓐ17Ⓑ17 【あしたゆふべに[朝夕べに](副詞)】★Ⓐ18Ⓑ17 【あしひき(名詞)】★Ⓐ19Ⓑ18 【あすか[明日香・…

三省堂例解古語辞典⑩【二版⇒三版】で削除された語

Ⓐ当該語の二版の頁数 Ⓑ当該語が削除されていない場合にあるべき三版の頁数 〘没〙……二版で増補されて三版で削除された語 ★Ⓐ7Ⓑ8 【あきのよの[秋の夜の](枕詞)】★Ⓐ8Ⓑ8 【あきれまどふ[呆れ惑ふ](動詞)】★Ⓐ10Ⓑ10 【あけのあさ[明けの朝](名詞)】★Ⓐ…

三省堂例解古語辞典⑧【初版⇒二版】で増補された語(ま〜も)

Ⓐ初版において当該語があるべき頁数 Ⓑ二版の当該語の頁数 ★Ⓐ711Ⓑ792 【まかりいづ[罷り出づ](動詞)】★Ⓐ711Ⓑ792 【まかんづ[罷んづ](動詞)】★Ⓐ711Ⓑ792 【まき[間木](名詞)】★Ⓐ712Ⓑ793 【まく[巻く・捲く](動詞)】★Ⓐ712Ⓑ793 【まく[蒔く・播…

知恵袋の回答/2019.5.13

【断定の助動詞「なり」の接続】 ❖初心者向け古典文法書 ●助詞・副詞にも接続すると書かれているもの ・「古典文法」(松村明編著、1972年、明治書院) ・「解釈・読解のための新明解古典文法」(江口正弘著、1985年、尚文出版) ・「読解をたいせつにする体…

三省堂例解古語辞典⑦【初版⇒二版】で増補された語(は~ほ)

Ⓐ初版において当該語があるべき頁数 Ⓑ二版の当該語の頁数 ★Ⓐ623Ⓑ689 【はうぐゎんだい[判官代](名詞)】★Ⓐ628Ⓑ694 【はく[掃く](動詞)】★Ⓐ628Ⓑ694 【ばく[化く](動詞)】★Ⓐ628Ⓑ695 【ばくやう[博奕](名詞)】★Ⓐ629Ⓑ695 【ばこそ(連語)】★Ⓐ629…

三省堂例解古語辞典⑥【初版⇒二版】で増補された語(た~の)

Ⓐ初版において当該語があるべき頁数 Ⓑ二版の当該語の頁数 ★Ⓐ442Ⓑ492 【だいかうじ[大柑子](名詞)】★Ⓐ449Ⓑ497 【たえず[絶えず](副詞)】★Ⓐ449Ⓑ497 【たえだえ[絶え絶え](形容動詞)】★Ⓐ451Ⓑ500 【たくはふ[蓄ふ](動詞)】★Ⓐ452Ⓑ501 【たくまし…

三省堂例解古語辞典⑨【初版⇒二版】で増補された語(や~ん)

Ⓐ初版において当該語があるべき頁数 Ⓑ二版の当該語の頁数 ★Ⓐ784Ⓑ873 【やうがり[様がり](動詞)】★Ⓐ784Ⓑ873 【やうき[様器](名詞)】★Ⓐ784Ⓑ873 【やうず[瑩ず](動詞)】★Ⓐ786Ⓑ875 【やぎゃう[夜行](名詞)】★Ⓐ786Ⓑ876 【やく[役](名詞)】★Ⓐ7…