つらつら思うこと

特にテーマは決めずに書きます

三省堂例解古語辞典⑲【こきまず】㈦ 2000年代~

【こきまず】の各古語辞典の記述を比較してみる。〜その(5)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★三省堂詳説古語辞典(秋山虔・渡辺実編、2000年1月) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こきま・ず【こき混ず】[他ザ下二]〘「こき」は接頭語〙種類…

三省堂例解古語辞典⑱【こきまず】㈥ 1990年代

【こきまず】の各古語辞典の記述を比較してみる。〜その(4)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★要語全訳必修古語辞典(平田喜信編、1992年2月、学習研究社) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こき-ま・ず【扱き混ず】他ザ下二(「こき」は接頭語)…

三省堂例解古語辞典⑰【こきまず】㈤ 1980年代

【こきまず】の各古語辞典の記述を比較してみる。〜その(3)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★旺文社高校基礎古語辞典・初版(古田東朔監修、旺文社編集部編、1982年10月) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こき-ま・ず(他ザ下二)〔「こき」は…

三省堂例解古語辞典⑯【こきまず】㈣ 1970年代

【こきまず】の各古語辞典の記述を比較してみる。〜その(2)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★精解古語辞典(金子武雄・三谷栄一編、1970年4月、金園社) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こきま・ず〔扱き混ず〕(他下二)まぜ合わせる。かきま…

三省堂例解古語辞典⑮【こきまず】㈢ 〜1960年代

【こきまず】の各古語辞典の記述を比較してみる。〜その(1)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★參考古語辞典・學生版(松下大三郎監修、江波熈編著、1940年2月、中文館書店) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こきまず……「まぜ合せる」 [例]春も…

三省堂例解古語辞典⑭【こきまず】㈡

【こきまず】の語釈〜初版・二版・三版の比較 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 例解古語辞典・初版(編著:佐伯梅友、小松英雄、森野宗明、1980年、三省堂) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− こき-ま・ず【扱き混ず】〈動下二〉違った色の花や紅葉…

三省堂例解古語辞典⑬【こきまず】㈠

例解古語辞典初版の冒頭には「古典へのいざない」という一文があり、編者たちががどのような辞書をめざしてこの辞書を作成したかが書かれている。 その中で特に「こきまず」について詳しく書かれているので、この解説を引用した上で、初版・二版・三版の「こ…

カリタス学園の少女のこと

カリタス学園の子供たちが襲われる事件があって、遠い昔の淡い恋のことを憶い出した。私がその子に気づいたのは1964年の秋、つまり東京オリンピックの頃だったと思う。雪村いづみの「花はどこへ行ったの」がヒットしていた頃でもあった。 《ついでながら都立…

三省堂例解古語辞典⑫【二版⇒三版】で増補された語(た~ん)

Ⓐ二版において当該語があるべき頁数 Ⓑ三版の当該語の頁数 〘復〙……二版で削除されて三版で復活した語 ★Ⓐ493Ⓑ503 【だいぐゎん[大願](名詞)】★Ⓐ498Ⓑ508 【たかあまのはら[高天原](名詞)】★Ⓐ499Ⓑ509 【たかまのはら[高天原](名詞)】★Ⓐ509Ⓑ519 【た…

三省堂例解古語辞典⑪【二版⇒三版】で増補された語(あ~そ)

Ⓐ二版において当該語があるべき頁数 Ⓑ三版の当該語の頁数 〘復〙……二版で削除されて三版で復活した語 ★Ⓐ4Ⓑ4 【あかざのあつもの[藜の羹](連語)】★Ⓐ17Ⓑ17 【あしたゆふべに[朝夕べに](副詞)】★Ⓐ18Ⓑ17 【あしひき(名詞)】★Ⓐ19Ⓑ18 【あすか[明日香・…

三省堂例解古語辞典⑩【二版⇒三版】で削除された語

Ⓐ当該語の二版の頁数 Ⓑ当該語が削除されていない場合にあるべき三版の頁数 〘没〙……二版で増補されて三版で削除された語 ★Ⓐ7Ⓑ8 【あきのよの[秋の夜の](枕詞)】★Ⓐ8Ⓑ8 【あきれまどふ[呆れ惑ふ](動詞)】★Ⓐ10Ⓑ10 【あけのあさ[明けの朝](名詞)】★Ⓐ…

三省堂例解古語辞典⑧【初版⇒二版】で増補された語(ま〜も)

Ⓐ初版において当該語があるべき頁数 Ⓑ二版の当該語の頁数 ★Ⓐ711Ⓑ792 【まかりいづ[罷り出づ](動詞)】★Ⓐ711Ⓑ792 【まかんづ[罷んづ](動詞)】★Ⓐ711Ⓑ792 【まき[間木](名詞)】★Ⓐ712Ⓑ793 【まく[巻く・捲く](動詞)】★Ⓐ712Ⓑ793 【まく[蒔く・播…

知恵袋の回答/2019.5.13

【断定の助動詞「なり」の接続】 ❖初心者向け古典文法書 ●助詞・副詞にも接続すると書かれているもの ・「古典文法」(松村明編著、1972年、明治書院) ・「解釈・読解のための新明解古典文法」(江口正弘著、1985年、尚文出版) ・「読解をたいせつにする体…

三省堂例解古語辞典⑦【初版⇒二版】で増補された語(は~ほ)

Ⓐ初版において当該語があるべき頁数 Ⓑ二版の当該語の頁数 ★Ⓐ623Ⓑ689 【はうぐゎんだい[判官代](名詞)】★Ⓐ628Ⓑ694 【はく[掃く](動詞)】★Ⓐ628Ⓑ694 【ばく[化く](動詞)】★Ⓐ628Ⓑ695 【ばくやう[博奕](名詞)】★Ⓐ629Ⓑ695 【ばこそ(連語)】★Ⓐ629…

三省堂例解古語辞典⑥【初版⇒二版】で増補された語(た~の)

Ⓐ初版において当該語があるべき頁数 Ⓑ二版の当該語の頁数 ★Ⓐ442Ⓑ492 【だいかうじ[大柑子](名詞)】★Ⓐ449Ⓑ497 【たえず[絶えず](副詞)】★Ⓐ449Ⓑ497 【たえだえ[絶え絶え](形容動詞)】★Ⓐ451Ⓑ500 【たくはふ[蓄ふ](動詞)】★Ⓐ452Ⓑ501 【たくまし…

三省堂例解古語辞典⑨【初版⇒二版】で増補された語(や~ん)

Ⓐ初版において当該語があるべき頁数 Ⓑ二版の当該語の頁数 ★Ⓐ784Ⓑ873 【やうがり[様がり](動詞)】★Ⓐ784Ⓑ873 【やうき[様器](名詞)】★Ⓐ784Ⓑ873 【やうず[瑩ず](動詞)】★Ⓐ786Ⓑ875 【やぎゃう[夜行](名詞)】★Ⓐ786Ⓑ876 【やく[役](名詞)】★Ⓐ7…

三省堂例解古語辞典⑤【初版⇒二版】で増補された語(さ~そ)

Ⓐ初版において当該語があるべき頁数 Ⓑ二版の当該語の頁数 ★Ⓐ318Ⓑ353 【さう[姓](名詞)】★Ⓐ318Ⓑ354 【さうが[唱歌](名詞)】★Ⓐ319Ⓑ355 【さうじゃ[相者](名詞)】★Ⓐ321Ⓑ357 【ざかう[麝香](名詞)】★Ⓐ321Ⓑ357 【さかき[賢木・榊](名詞)】★Ⓐ3…

三省堂例解古語辞典④【初版⇒二版】で増補された語(か~こ)

Ⓐ初版において当該語があるべき頁数 Ⓑ二版の当該語の頁数 ★Ⓐ159Ⓑ174 【がいき[咳気](名詞)】★Ⓐ159Ⓑ174 【がいけ[咳気](名詞)】★Ⓐ159Ⓑ175 【かいしろ[垣代](名詞)】★Ⓐ160Ⓑ176 【かいのごふ[かい拭ふ](動詞)】★Ⓐ160Ⓑ177 【かいひざ[掻い膝]…

三省堂例解古語辞典③【初版⇒二版】で増補された語(あ~お)

Ⓐ初版において当該語があるべき頁数 Ⓑ二版の当該語の頁数 ★Ⓐ1Ⓑ1 【案の如(連語)】★Ⓐ1Ⓑ2 【あいさつ[挨拶](名詞)】★Ⓐ1Ⓑ2 【挨拶切る(連語)】★Ⓐ2Ⓑ2 【あいだでなし(形容詞)】★Ⓐ6Ⓑ7 【秋の七草(連語)】★Ⓐ9Ⓑ9 【あくまで[飽くまで](副詞)】★Ⓐ11Ⓑ…

三省堂例解古語辞典②【初版⇒二版】で削除された語

Ⓐ当該語の初版の頁数 Ⓑ当該語が削除されていない場合にあるべき二版の頁数 ★Ⓐ10Ⓑ10 【あげうた[上げ歌](名詞)】★Ⓐ11Ⓑ11 【あさあさし[浅浅し](形容詞)】★Ⓐ16Ⓑ18 【あしび[葦辺](名詞)】★Ⓐ17Ⓑ18 【あしまゐり[足参り](名詞)】★Ⓐ17Ⓑ18 【あじ…

ザ・プライスが閉店

昨日、ザ・プライスに行ったら閉店感謝セールなんてのをやっていた。5月19日で閉店とか。ヨーカ堂がアリオに移転して旧ヨーカ堂食品売場がザ・プライスになってから何年になるか。ザ・プライスの後はどうなるのだろう。

知恵袋の回答/2019.4.28

❂「角川古語大辞典」(中村幸彦・岡見正雄・阪倉篤義編、1984年、角川書店)より。けまり【蹴鞠】名貴族を中心に行われた伝統的遊戯の一。賀茂社の社人や僧侶などの行う地下蹴鞠の流れもあった。 鞠庭(まりには)の四隅に懸(かかり)の木を植え、下枝を切…

「かきつばた……」の歌について

伊勢物語第九段の「から衣きつゝなれにしつましあれは はる/\きぬるたひをしそ思」(by静嘉堂文庫本)は、古今和歌集巻第九羇旅の410にも「唐衣きつゝなれにしつましあれははる/\きぬるたひをしそ思」(by伊達家旧蔵本)とあり、古今和歌集には「在原業…

古文教育に思う

以前に知恵袋の回答で、「それは学校文法ではこう教えているけれども、別のこういう考え方もある」というような事を書いたら、予備校講師と称する人から「余計な事を教えるのは子供を混乱させるだけだ」と非難された。要するに学校文法以外のことは教えるな…

三省堂例解古語辞典①

「三省堂例解古語辞典」は現在絶版になっている模様だが、非常に優れた古語辞典だと思う。そこでこの辞書についてのデータを出してみたい。❂収録語彙〈通常は凡例や外箱などに大まかな収録語彙数の表示があるが、この辞書には表示が無いので数えてみた〉【三…

私が所持する国語辞典

2019年4月27日現在、私が所持する国語辞典。 ★ちくま学芸文庫/言海(大槻文彦著、1889年5月初版2004年4月復刻版1刷2004年6月3刷、筑摩書房、文庫判、本文1,110頁、付録129頁、解説80頁、巻頭口絵ナシ、挿絵ナシ単色刷、収録語数39,103) 【付録】語法指南(…

知恵袋の回答/2019.4.8

類聚名義抄(高山寺本)

知恵袋の回答/2019.4.4

変体仮名の画像

古典文法書比較③助動詞「らゆ」について

❄上代の助動詞「らゆ」についての記述を比較してみる。 ❖用例が「寝」に接続する「寝らえ」のみであることを明記しているもの●「読解をたいせつにする体系古典文法/三訂版~八訂版」(浜本純逸監修、1996年~2013年)接続:「寝」の未然形にのみ接続する。 …

アイヌと農耕

以前に書いたココログの記事のコピーです。 はてなダイアリーのMukkeさんのブログにアイヌ問題を取り上げたエントリーがあり、そこにコメントしたりした機会にアイヌ問題についての私の考えをまとめて書いておこうと思う。 まずはアイヌと農耕について。 近…