つらつら思うこと

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終戦直後の参考書

今月初めに青森の林語堂書店という古書店から一冊の古い参考書を購入した。
昭和21年10月30日発行の「精解國文叢書/竹取物語伊勢物語源氏物語」(光學館編輯部編、光學館発行)。
この時代の参考書がどんなものだったのか興味を持ったのと値段も¥150と安かったので購入してみた。

汚れが酷いと表示されていた通リでかなり傷みが激しく、同時期に購入した戦前の昭和14年発行の「詳解竹取物語伊勢物語」(中山久四郎監修、石泉要編、芳文堂発行)と比べても紙質の問題もあってこちらの方が傷みが酷い。

内容は本文・通釈(口語訳)・語釈となっているが、今の一般的な解釈とは異なる解釈も多く、その意味では興味深い。

出版社であり編集も行っている光學館という会社はネットで検索しても何もヒットしないのでよく判らない。住所は京橋区木挽町一丁目、発行者は寺崎常吉とある。

裏表紙に当時の所持者と思われる人のサインがある。「東京都立第八高校文科a 工藤美恵子」と書かれている。
都立第八高校というのは今の都立小山台高校の前身らしい。
工藤美恵子さんはもし存命であれば80代後半くらいだろうか。ご本人か血縁者等が判ればこの本お渡ししたいと思うのだがどうだろう。
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