つらつら思うこと

特にテーマは決めずに書きます

12月に買った本②

Amazonから買った本は10冊。

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★必読古典/竹取物語伊勢物語方丈記 付折たく柴の記うひ山ぶみ・玉勝間《西谷元夫著、1990年7月初版1995年7月5版、有朋堂》
Amazonもったいない本舗(山梨県都留市
本体¥481+送料¥350=¥831

西谷元夫氏の伊勢物語の参考書は既に「精選古典14/伊勢物語 付大和物語」《1986年6月初版1995年7月増補8版、有朋堂》を持っているが、この「必読古典」は「精選古典」と同じなのか違うのか気になってはいたものの、以前は¥1,800くらいしてたので買うのは見送っていたのだが、かなり安くなったので購入してみた。
結局内容は「精選古典」とほぼ同じ。むしろ「精選古典」が23段分の抄出であるのに対して「必読古典」は8段分と少ないので伊勢物語だけ見るのなら「精選古典」だけで十分。ただ本居宣長を取り上げた学習参考書は珍しいので、その面では存在価値のある本かも知れない。
本の状態は綺麗で書込みも無かった。学習参考書は書込みのあるものが普通に売られているから、これはありがたい。もったいない本舗は久々になるけどまずまず信頼して良いマーケットプレイスだろう。

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★日本古典全書/堤中納言物語落窪物語《松村誠一校註(堤中納言物語)・所弘(落窪物語)、1951年12月初版1972年6月16版、朝日新聞社
Amazon坂東太郎(千葉県東金市
本体¥1+送料¥257=¥258

堤中納言物語落窪物語ともに訳本はあるのだけど原文の載っている本が無かったので校註本も一冊欲しいと思い購入した。
松村誠一氏は既に持っている「完訳日本の古典」の土左日記の訳校註を行っている人でもあるので安心できるし、安かったのでこの本を選んだ。月報も付いていた。ただ66年も前に書かれた本だから伝本関係の記述などは今は状況が変わっているのではないかと思う。
¥1本だし坂東太郎は初めて購入したマーケットプレイスだったけど本はさほど傷みも無く書込みも無く問題無い状態だった。

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古今和歌集 花山院師継筆《中田武司編、1996年4月初版1刷、専修大学出版局
Amazon m書房(静岡県沼津市
本体¥2,000+送料¥257=¥2,257

古今和歌集の影印本。この時点では在九州国文資料影印叢書の九大細川文庫蔵三条西実隆筆本に次ぐ二冊目の古今和歌集の影印本。花山院師継筆本は凡例の記述によれば貞応二年本系としては現存最古の伝本とのこと。
中田武司氏による解題と初句索引があるが、初句索引は国歌大観の歌番号で示されているものの、影印部分の欄外には頁数の表示があるのみで歌番号の表示は無いので、この点はややチグハグ。
サイズはB6判よりやや縦長。大きくはないが字は鮮明なので特に読み難くはない。
本の状態は注意して見ればカバーにスレはあるものの普通に見れば気にならないレベルで中は非常に綺麗だった。
m書房は検索しても何もヒットしないし、Amazonの評価は高いものの出品数が少ないので個人営業に近い通販専門店なのだろうか。

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★日本古典全書/古今和歌集《西下経一校註、1948年9月初版1970年12月15版、朝日新聞社
Amazon智林堂書店(奈良県奈良市
本体¥1+送料¥299=¥300

西下経一氏は古今和歌集の研究では久曽神昇氏とともに大きな足跡を残した人なので、この校註本は古今和歌集研究の必携書だろうと思い購入した。
底本は貞応二年本系の宮内庁書陵部蔵頓阿本。
智林堂書店は近鉄奈良駅前商店街にある古書店でブログもある。ブログはなかなか興味深い内容だが、今回は発送メールが届いてから本が届くまで5日も
かかったのと納品書が付いていなかったのが印象としてマイナスだった。本の状態は¥1本でも良い状態だった。月報付。
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★清輔本古今和歌集・上下《日本古典文学会編、池田利夫他翻刻、竹鼻績解題、1974年1月発行、日本古典文学刊行会》
Amazon BookCloud T(長野県上田市
本体¥1,481+送料¥257=¥1,738

非定家本系の清輔本の一本である宮本長則氏旧蔵本古今和歌集翻刻本。
249「吹くからに」の歌の作者名が「ふむやのあさやす」となっているなど興味深い。おそらくは定家本よりも古今和歌集原撰本に近い本だろう。
函入りだがカバーは無い。カバーはもともと無かったと思われる。上巻の底部に、函のホチキスの針の錆が付着したらしい茶シミがあるのが目立つほかは函・本体とも至って綺麗。
BookCloud T はこれが二度目の購入で、特に問題無いマーケットプレイスと思う。

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伊勢物語評釈《上坂信夫著、1969年1月発行、有精堂出版》
松尾堂(埼玉県所沢市
本体¥759+送料¥257=¥1,016

伊勢物語の訳校註本だけれども、訳や語釈よりも【評】と書かれた各段の解釈に独自性が見られる。ただ、この人の解釈に同意するかは別だが。
巻末に俊頼髄脳・知顕集など古註をまとめているのは便利。
本の状態は傷みは少ないが、書込み・線引きが若干見られた。

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岩波文庫古今和歌集嘉禄本《尾上八郎校訂、1927年11月1刷1963年1月33刷、岩波書店
Amazon古書籍蝸牛(兵庫県西宮市)
本体¥1+送料¥257=¥258

昭和初期に出た本で、底本は著者所蔵の嘉禄二年本系写本とか。
翻刻のみで訳・語釈・注釈等一切無い。
¥1本だけど全体的な薄いヤケはあるものの目立つ傷みはなく、パラフィンカバーも付いていた。

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★日本古典文学全集7/古今和歌集《小沢正夫校注・訳、1971年4月初版1981年5月13版、小学館
Amazonあやみ堂本店(千葉県旭市
本体¥399+送料¥257=¥656

小学館の旧版日本古典文学全集の古今和歌集で月報付。底本は貞応元年本系の高松宮家旧蔵伝二条為世筆本。貞応元年本系は珍しいが内容は真名序が無い他は貞応二年本と大きな違いは無いようだ。(この本は真名序だけは貞応二年本に拠って掲載している)
原文・校注だけでなく訳・歌ごとの解説も付きさらに寛平御時后宮歌合など三つの歌合なども収めたかなり欲張った内容の本だからそれなりのボリュームがある。
これで目立つ傷みも無くてこの価格は安い。

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★日本文学研究資料叢書/平安朝物語I_竹取物語伊勢物語_《日本文学研究資料刊行会編、阪倉篤義・片桐洋一他著、三谷邦明解説、1970年11月初版1975年2月再版、有精堂》
Amazonあやみ堂3号店(静岡県掛川市
本体¥870+送料¥257=¥1,127

雑誌などに発表された研究論文をまとめた本。片桐洋一氏の「伊勢物語の成長に関する覚え書」がやはり目玉か。
函はやや疲れが見えるが本体は綺麗な状態だった。

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★校註伊勢物語《松尾聰・永井和子著、1968年4月初版2006年4月21版、笠間書院
Amazon青空書房(沖縄県豊見城市
本体¥1+送料¥340=¥341

この本は若い頃に買った本が有るのだが、いっぱい書込みしちゃったので綺麗な本も一冊欲しいと思って購入した。
青空書房は初めて購入したが、¥1でも綺麗な状態で書込みも無く傷みも無かった。昔買った本とは違う装丁の新装版だった。
ただ納品書に店名の記載が無いのがちょっと気になったが。