つらつら思うこと

特にテーマは決めずに書きます

12月に買った本④

ヤフオクで買った本B

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★明解日本語アクセント辞典《金田一春彦監修、秋永一枝著、1958年6月1刷1968年9月18刷、三省堂
ヤフオクflame54454(S・K)高知県高知市
本体¥68+送料¥200=¥268

アクセント辞典も一つ欲しいなと思っていたら¥68という安さで出ていたので落札した。
函にも表紙にも金田一春彦監修としか書かれていないが、序に実際の著者は秋永一枝氏であることが書かれている。
単なるアクセント辞典ではなく、巻末にはアクセントの法則論まで書かれているのが凄い。
函に疲れはあるけれども本体は綺麗で、これで¥68は掘出しものだった。

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★鉄心斎文庫所蔵芦澤新二コレクション展Ⅳ/伊勢物語とその周辺《山本登朗解説、2003年11月発行、鉄心斎文庫伊勢物語文華館》
ヤフオクsinkonya(N・M)山梨県甲府市
本体¥990+送料200=¥1,190

前に買った奈良絵本の本と同じく鉄心斎文庫関係の本で、出品していたのも同一人物だった。
伊勢物語扇面書画帖の写真と解説が主だけど巻末には業平涅槃図や源氏物語・大和物語関係の写真などもある。
これも非常に美しい本で状態も極上だった。

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岩波新書395/日本語以前《大野晋著、1987年12月1刷、岩波書店
ヤフオクsamhanahana(A・I)愛知県一宮市
本体¥80+送料¥200=¥280

大野先生の本ということと「日本語以前」というタイトルから縄文時代の日本語について考察した本かと思って落札したけれどもタミル語ルーツ説を述べた本だった。まあこれはこれで面白いかも知れないが。
本の状態は新本並の綺麗なもので¥80は安い。

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★日本古典全書/更級日記《玉井幸助校註、1950年2月初版1980年2月21刷、朝日新聞社
ヤフオクtomo8po10mo5v(T・K)千葉県流山市
本体¥320+送料¥0=¥320

更級日記は何故か同じ定家筆本の影印本を二種類も持っているけど校注本が無いので校注本を一冊と思って一番安かったこの本を落札した。まあ日本古典全書だから安くても間違いは無いだろう。
本の状態も経年変化はあるものの傷みは少なくて良かった。

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古今和歌集《玉上琢彌編、1976年3月1刷1979年4月3刷、桜楓社》
ヤフオクhiroshimabooks(スマイルブックス)広島県北広島町
本体¥500+送料¥300=¥800

この本は、ヤフオクに載っていた写真で大江千里の「月見ればちぢに物こそかなしけれ」の歌(193)が「これたかの親王の家歌合に」とあるのを見て、これ出典は何の本だろうと興味を持って落札した。
読んでみるとこの本は下段に日本古典文学大系の本文、中段に元永本の翻刻、上段に注という構成で書かれているので、「これたかの親王」は元永本が出典と判った。偶然ではあるけれども元永本の翻刻を入手できたのは幸いだった。
この本、他にも二者が出品していて、この出品者のものは一番安かったのだけれど写真の印象では一番状態が良さそうだったので落札した。
実物は函にヤケはあるものの中は綺麗な状態だった。

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★王朝のみやび《目崎徳衛著、1978年2月発行、吉川弘文館
ヤフオクhosoe34(H・Y)兵庫県川西市
本体¥150+送料¥300=¥450

この本は伊勢物語の時代背景について述べた本。¥150と安かったし、目崎徳衛氏の本なら間違い無いだろうと思って落札した。
安くても状態は問題無かった。

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★校注平中物語《山田巖・水野清・木村晟共編、1970年5月発行、洛文社》
ヤフオクzneb6gida4sp9akat(O・Y)新潟県新発田市
本体¥100+送料¥164=¥264

伊勢物語・大和物語とともに代表的歌物語とされる平仲物語も一冊欲しいと思っていたら¥100で出品している人がいたので落札した。(確か昔影印本を一冊持ってた筈だけど無くなっているから多分猫ションの被害にでも遭って捨てたのだろう)
実物を見て驚いたけど、単なる校注本ではなくて影印61丁分122頁・翻刻及び五注釈本文対校205頁・詳細な校注99頁を収めた分厚い本で本当に¥100で良いの?という感じだった。(ただし解題は無い)
若干のヤケなどはあるけれども読むには全く問題無い状態。

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★全解枕草子《三谷栄一・伴久美著、1958年9月初版1971年1月17版、有精堂》
ヤフオクbook_box_japan(H・I)愛知県豊田市
本体¥300+送料¥300=¥600

ヤフオクの写真から分厚い本と判ったので、森本茂著「伊勢物語全釈」のような専門書と思って落札したのだけれども、実際は全段全語の品詞分解を行っている学習参考書だった。まあそれはそれで役に立つから良いが。
段数の表記が池田亀鑑博士の岩波文庫本とはかなり違っている。どちらも底本は三巻本と書かれているが、どこから段が変わるかという判断に違いがあるようだ。
出品者は豊田市のリサイクルショップのようだが、封筒に差出人の住所氏名が無かったのが気になった。

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★日本語音韻の研究《金田一春彦著、1967年3月発行、東京堂出版
ヤフオクtoramatumaru(S)神奈川県湯河原町
本体¥900+送料¥0=¥900

金田一春彦の同一語源の語根は同一アクセントという説について詳しく知りたかったのでこの本を落札したのだけれども残念ながらこの本には書かれていなかった。それでも音韻論の概説書として有益な本だろうとは思うけれども。
日本の古本屋で見ると元は函があったようなのだが、送られて来た本は函なしの裸本だった。とは言え汚れたり傷んだりはしていなかったし書込みも無かったから良いが。