つらつら思うこと

特にテーマは決めずに書きます

1月に買った本

1月はヤフオクのみで12冊購入。

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★続古今集総索引《滝沢貞夫編、1974年11月発行、明治書院
ヤフオクshurintaro(R・T)東京都江東区
本体¥1,750+送料¥450=¥2,200

これは勘違いして落札してしまった。「続古今集総索引」という書名で、「古今集総索引」と同じ著者・同じ出版社なので「古今集総索引」の続編あるいは改訂版のようなものかと思って入札したのだけれど実際は鎌倉時代の勅撰集「続古今和歌集」の索引だった。
ただ書名は「続古今集総索引」だけれども単なる索引ではなくて「続古今和歌集」の翻刻も収められているので別に翻刻本を買う必要が無いのは良かった。「続古今和歌集」って単独の翻刻本は出てなくて、この本以外で探すと二十一代集をセットで買うしか無いんだね。
出品者は名前からみて中国系のようだ。箱も本体も綺麗な状態だった。

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★国文学解釈と鑑賞・1986年8月号/特集・古典文法をみなおす《佐伯梅友他著、1986年8月発行、至文堂》
ヤフオクka_me_002(ノースブックセンター)東京都八王子市
本体¥276+送料¥80=¥356

「特集・古典文法をみなおす」というタイトルなので学校文法批判を予想して落札し、それは大体当ってはいたのだけれど、具体的な内容ではいまいち知りたいこととはズレがある感じだった。
本は綺麗な状態だった。

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小野小町追跡《片桐洋一著、1975年4月初版1993年11月改訂新版、笠間書院
ヤフオクsilvertailcat0908(N・K)兵庫県明石市
本体¥300+送料¥0=¥300

小町について片桐洋一氏が書いているというので興味が湧いて落札した。まだ一部しか読んでないけどなかなか面白い。
買ったばかりの「続古今和歌集」に載っている小町の歌とこの本の巻末に収められている小町集の歌との間に微妙な違いがあるのも興味深い。
〔例〕
小町集……夢ならばまた見る宵もありなまし
    なになかなかのうつつなりけむ
古今集……夢ならばまたみるよひもありなまし
     なになかなかにうつつなるらん
本は安かったけど傷みはそんなに無かった。ただ若干の書込みが見られたが。

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角川ソフィア文庫/新版・古今和歌集・現代語訳付き《高田祐彦訳注、2009年6月初版2010年2月再版、角川学芸出版
ヤフオクccz6581402(のにわ書林)静岡県静岡市
本体¥427+送料¥250=¥677

文庫本の古今和歌集は尾上八郎氏による岩波文庫、窪田章一郎氏による角川文庫に続いてこれが3冊目だけど、訳付きは初めて。文庫本以外を含めても古今和歌集の訳付き本は小沢正夫氏の「日本古典文学全集」(小学館)、片桐洋一氏の「全対訳日本古典新書」(創英社)に続く3冊目だ。しかし歌の訳は難しいということもあるのだろうけど、どれも訳はいまいちという印象だなあ。まだ他に久曽神昇氏による講談社学術文庫、小町谷照彦氏によるちくま学芸文庫旺文社文庫もあるようだからいずれそれらも購入したい。
本は古書としてはまだ新しいので綺麗な状態で書込みも無かった。

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東海大学蔵桃園文庫影印叢書6/伊勢物語東海大学桃園文庫影印刊行委員会編、福井貞助解題、1991年4月初版、東海大学出版会》
ヤフオクppbookstore(フォルムコーポレーション)東京都新宿区
本体¥8,730+送料¥400=¥9,130

東海大学創立50周年記念出版とかで刊行された影印本。桃園文庫は故池田亀鑑博士の蔵書が寄贈されたものらしい。承久三年奥書本・卜部兼邦奥書本・豊原統秋筆本の三写本(福井貞助氏の解題によればいずれも流布本系だとか)の影印を収めている。影印本は縮小版が多いがこれはほぼ原寸大とのことで、先月購入したばかりの版本文庫を上回る伊勢物語影印本としてはこれまでで最大のサイズ。
この本は日本の古本屋サイトでは大阪の天牛書店で¥12,000で出ていて、いずれ購入する予定だったけれどヤフオクにそれより¥3,000も安く出ていたので無理して落札した。(12月に買い過ぎたこともあって1月のやりくりは超キビシー(;>_<;))
本は表紙にヤケがあり、帯に破れがあるけど中は綺麗だった。帯に限定出版と書かれているけど奥付には発行部数もシリアルナンバーも書かれていない。
出品者は新宿の美術書専門の書店らしい。

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ちくま学芸文庫/現代日本語文法入門《小池清治著、1997年6月1刷、筑摩書房
ヤフオクkogendo1(ミルマート)宮崎県宮崎市
本体¥110+送料¥164=¥274

「現代日本語文法入門」という書名から外国人向けの日本語教育の場で使われる日本語文法について書かれた本かと思ったのだが、普通の国文法の本だった。
本自体はまだ新しいけれどもマーカーペンによる線引きがかなりあった。

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★国文学解釈と鑑賞1977年11月号/特集・枕草子〈ほろびゆくものへの挽歌〉《秋山虔他、1977年11月発行、至文堂》
ヤフオクflame54454(S・K)高知県高知市
本体¥68+送料¥200=¥268

水道代の自振りの残額の範囲で買える本は無いかと探して結局この本にした。秋山虔・目加田さくを・田中重太郎・石田譲二・岸上慎二・馬場あき子・田中澄江等諍々たる顔ぶれが並んでいる。
出品者は先月の明解アクセント辞典を出品した人と同一人物。40年余り前の雑誌だが、小口に一つ小さなシミがあったほかは綺麗な状態で、ホチキスの針の錆も無かった。

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★天理ギャラリー・第41回展/物語と草子《1975年3月発行、天理ギャラリー》
ヤフオクjangarado5(阿武隈書房)福島県いわき市
本体¥300+送料¥180=¥480

神田にある東京天理教館内の天理ギャラリーで行われた「物語と草子」展の案内書として製作されたものらしい。奈良県天理市天理大学付属天理図書館の蔵書の一部が写真で紹介されている。
出品者が阿武隈書房というのは封筒を見て初めて知った。storeの表示も無かったし。
阿武隈書房は日本の古本屋でも見かける古書店でいくつかチェックしている本もある店だった。
本はパンフレット並の薄いもので、多少汚れもあり書込みもあるので価格相応という感じか。


★影印本・小倉百人一首《田中重太郎編、1969年1月発行、初音書房》
ヤフオクzen1951jp(T・T)大阪府羽曳野市
本体¥536+送料¥0=¥536

百人一首の影印本も一冊欲しいと思ったらヤフオクには二種出品されていた。本体はこちらの方が高かったけれども送料¥0なので送料込みだとこちらの方が安いのと、もう一種の方はAmazon等にも出品があるけれども田中重太郎博士のこの本は他に出品が無いのでこちらを落札した。
底本は伝今川了俊筆本で、百人一首の写本としては最古級とか。ほぼ原寸大だそうだがA5判の本の上部に頭注を付しているから原本は小さな本のようだ。
頭注のほか巻末には作者略伝もある。
本は表紙に汚れが見られるが中は綺麗だった。


★語源十二支物語 付=鳥獣名語源物語《山中襄太著、1974年11月初版、大修館書店》
ヤフオクa1114_1954(O・A)埼玉県さいたま市
本体¥300+¥164=¥464

山中襄太氏の「国語語源辞典」は若い頃に買って今も重宝しているが、他の本も欲しくなって検索したらヤフオクに何点か出品があった。ちょうどTポイントがYahooから500ポイントプレゼントされたので送料込み¥500以内で買える本ということでこの本を落札した。
山中襄太氏の経歴等は「国語語源辞典」「続国語語源辞典」には書かれていないので、この本の奥付で初めて知った。大学の研究者ではなさそうだと思っていたけど旧制中学の教師だったのか。
「国語語源辞典」「続国語語源辞典」では色々な語源説の紹介が主だったけど、この本では著者の考えが全面に出ていて、そうなると説得力に欠けるなあという印象。
本はカバーに汚れ、一部破れもあるが中は綺麗だった。
この出品者はほかにもたくさん安く出品しているので今後注目して行きたい。

角川ソフィア文庫百人一首《島津忠夫著、角川学芸出版

★死の使命/飛田慶子さんの生涯と使命《藤澤武義著、求道社》

中公新書/日本語の素顔《外山滋比古著、中央公論社