しこしこ書くブログ

特にテーマは決めずに書きます

濱田滋郎氏の訃報

今日の東京新聞夕刊で濱田滋郎氏の逝去を知った。

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元「中南米音楽」編集長の高場将美氏も2017年に亡くなっている模様。

http://latina.co.jp/?main_page=wordpress&p=10516

フォルクローレ関係の記事がネットには本当に少ない。私も残された人生は多くはないと思うが、そろそろフォルクローレ関係のブログをどこかに起ち上げようか。

知恵袋の回答(2021.5.7)

知恵袋の回答欄では字数オーバーになってしまったのでこちらで。

真福寺本の複製本も出ているようです。

https://www.amazon.co.jp/-/en/dp/B000J8RSP8/ref=mp_s_a_1_1?adgrpid=106182856260&dchild=1&gclid=Cj0KCQjwp86EBhD7ARIsAFkgakiM_VyVJXJcut4YUk-5y_jW-1Q_0hg99oificDW1WOeMA_9DcZFJnIaAlp9EALw_wcB&hvadid=452071204001&hvdev=m&hvlocphy=1009225&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=4169013841648358583&hvtargid=kwd-788161687324&hydadcr=20885_10916918&keywords=%E7%9C%9F%E7%A6%8F%E5%AF%BA+%E6%9C%AC+%E5%8F%A4%E4%BA%8B%E8%A8%98&linkCode=plm&qid=1620368110&sr=8-1

活用型別行別の主な古語動詞

🟥四段活用

★カ行
ありく(歩く)、かく(掻く)、しく(敷く)、たたく(叩く)、なげく(嘆く)、ふく(吹く)、まく(蒔く)、ゆらく(揺らく)、をめく(喚く)

★ガ行
いそぐ(急ぐ)、こぐ(漕ぐ)、しのぐ(凌ぐ)、つなぐ(繋ぐ)、なぐ(薙ぐ)、はぐ(剥ぐ)、みそぐ(禊ぐ)、ゆるぐ(揺るぐ)、わかやぐ(若やぐ)

★サ行
あます(余す)、こす(越す)、さす(差す)、つくす(尽くす)、ながす(流す)、ひたす(浸す)、ます(増す)、やどす(宿す)、わたす(渡す)

★タ行
うつ(打つ)、かこつ(託つ)、そばだつ(峙つ)、たつ(断つ)、はなつ(放つ)、もつ(持つ)、わかつ(分かつ)

★ダ行
ひづ(漬づ)

★ハ行
あつかふ(扱ふ)、かよふ(通ふ)、したふ(慕ふ)、ただよふ(漂ふ)、のごふ(拭ふ)、はらふ(払ふ)、まよふ(迷ふ)、ゆふ(結ふ)、わづらふ(煩ふ)

★バ行
あそぶ(遊ぶ)、くるしぶ(苦しぶ)、さけぶ(叫ぶ)、とぶ(飛ぶ)、ならぶ(並ぶ)、むすぶ(結ぶ)、よぶ(呼ぶ)

★マ行
いむ(忌む)、くむ(組む)、すむ(住む)、たたむ(畳む)、にくむ(憎む)、はむ(食む)、めぐむ(恵む)、やむ(病む)、ゑむ(笑む)

★ラ行
いたる(至る)、くくる(括る)、さる(去る)、たどる(辿る)、なる(成る)、はしる(走る)、まもる(守る)、やどる(宿る)、わたる(渡る)


🟥下二段活用

★ア行
う(得)

★カ行
うく(受く)、かく(駆く)、すすく(煤く)、たすく(助く)、ねぢく(拗く)、ふく(更く)、まく(負く)、よく(避く)、らふたく(臈たく)、わく(分く)

★ガ行
あぐ(上ぐ)、からぐ(絡ぐ)、ささぐ(捧ぐ)、つぐ(告ぐ)、にぐ(逃ぐ)、はぐ(禿ぐ)、まぐ(曲ぐ)、やはらぐ(和らぐ)、わらはぐ(童ぐ)

★サ行
うす(失す)、きかす(聞かす)、とらす(取らす)、にす(似す)、はす(馳す)、みす(見す)、やす(痩す)

★ザ行
まず(混ず)

★タ行
あつ(当つ)、くはだつ(企つ)、すつ(捨つ)、つつ(伝つ)、はつ(果つ)

★ダ行
いづ(出づ)、かなづ(奏づ)、なづ(撫づ)、めづ(愛づ)

★ナ行
いぬ(寝ぬ)、かさぬ(重ぬ)、つらぬ(連ぬ)、ぬ(寝)、はぬ(跳ぬ)

★ハ行
いらふ(答ふ)、かぞふ(数ふ)、ささふ(支ふ)、となふ(唱ふ)、ながらふ(永らふ)、ふ(経)、みやづかふ(宮仕ふ)、よそふ(寄そふ)、わきまふ(弁ふ)

★バ行
うかぶ(浮かぶ)、くらぶ(比ぶ)、しらぶ(調ぶ)、たぶ(食ぶ)、のぶ(伸ぶ)、ふすぶ(燻ぶ)

★マ行
あはむ(淡む)、きはむ(極む)、さだむ(定む)、とがむ(咎む)、ながむ(眺む)、ひろむ(広む)、もとむ(求む)、をさむ(収む)

★ヤ行
おぼゆ(覚ゆ)、きゆ(消ゆ)、さかゆ(栄ゆ)、たゆ(絶ゆ)、なゆ(萎ゆ)、はゆ(映ゆ)、みゆ(見ゆ)

★ラ行
ある(荒る)、かる(離る)、しぐる(時雨る)、たふる(倒る)、ながる(流る)、はる(晴る)、むる(群る)、わろびる(悪怯る)

★ワ行
うう(植う)、うう(飢う)、すう(据う)


🟥上二段活用

★カ行
いく(生く)、おく(起く)、つく(尽く)

★ガ行
すぐ(過ぐ)、なぐ(凪ぐ)

★ザ行
いこず(い掘ず)

★タ行
おつ(落つ)、くつ(朽つ)、そぼつ(濡つ)、ひつ(漬つ)、をつ(復つ)

★ダ行
おづ(怖づ)、とづ(閉づ)、ねづ(捩づ)、はづ(恥づ)、ひづ(漬づ)、もみづ(紅葉づ)、よづ(攀づ)

★ハ行
うれふ(憂ふ)、こふ(恋ふ)、しふ(強ふ)、もちふ(用ふ)

★バ行
あらぶ(荒ぶ)、かむさぶ(神さぶ)、さとぶ(里ぶ)、たけぶ(猛ぶ)、ねぶ(老成ぶ)、ひなぶ(鄙ぶ)、みやぶ(雅ぶ)、ゆゑぶ(故ぶ)、わぶ(侘ぶ)

★マ行
うらむ(恨む)、こころむ(試む)、しむ(凍む)、たむ(迴む)

★ヤ行
おゆ(老ゆ)、くゆ(悔ゆ)、こゆ(臥ゆ)、むくゆ(報ゆ)、もちゆ(用ゆ)

★ラ行
おる(下る)、こる(懲る)、ふる(古る)、ゆる(許る)


🟥上一段活用

★ア行
いる(沃る)、いる(癒る)

★カ行
きる(着る)

★タ行
いさちる

★ナ行
にる(似る)、にる(煮る)

★ハ行
ひる(干る)、ひる(嚏る)、ひる(簸る)

★バ行
あらびる(荒びる)、こびる

★マ行
みる(見る)、みる(迴る)

★ヤ行
いる(射る)、いる(鋳る)

★ワ行
もちゐる(用ゐる)、ゐる(居る)、ゐる(率る)


🟥下一段活用

★カ行
ける(蹴る)


🟥カ行変格活用
く(来)


🟥サ行変格活用
す(為)、おはす(御座す)、います(坐す)、あいす(愛す)、ぐす(具す)、さたす(沙汰す)、てうず(調ず)、なんず(難ず)、ほうこうす(奉公す)、ものす(物す)、ようじんす(用心す)、ろうず(弄ず)、ゑんず(怨ず)


🟥ナ行変格活用
いぬ(往ぬ)、しぬ(死ぬ)


🟥ラ行変格活用
あり(有り)、いますがり(在すがり)、かかり(斯かり)、けり(来り)、けり(着り)、さり(然り)、しかり(然り)、はべり(侍り)、もたり(持たり)、やうがり(様がり)、をり(居り)


🟥特殊活用
さしゃる、さしゃんす、さっしゃる、さんす

伊勢物語63段本文と奈良絵本

奈良絵本(鉄心斎文庫所蔵伊勢物語図録・第二十集より)

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《本文》(武田本系長谷章久博士旧蔵伝飛鳥井雅親筆本より)

むかし世心つける女いかて心なさけあらむおとこ
にあひえてしかなとおもへといひいてむもたより
なさにまことならぬゆめかたりをす子三人をよひて
かたりけりふたりのこはなさけなくいらへてやみ
ぬさふらうなりける子なむよき御おとこそ
いてこむとあはするにこの女けしきいとよし
こと人はいとなさけなしいかてこの在五中将
にあはせてしかなとおもふ心ありかりしあ
りきけるにいきあひて道にてむまのくち
をとりてかう/\なむ思ふといひけれはあはれ
かりてきてねにけりさてのちおとこ見えさり
けれは女おとこのいゑにいきてかいまみける
ををとこほのかにみて
  もゝとせにひとゝせたらぬつくもかみ
  われをこふらしおもかけにみゆ
とていてたつけしきをみてむはらからたちに
かゝりていゑにきてうちふせりおとこかの女の
せしやうにしのひてたてりてみれは女なけきてぬとて
  狭席に衣片敷今夜もや
  恋しき人にあはてのみねむ
とよみけるをゝとこあはれと思ひてそのよは
ねにけり世中のれいとしておもふをはおもひ
おもはぬをはおもはぬものをこの人はおもふをも
おもはぬをもけちめ見せぬこゝろなむ有ける

《訳》(大庭みな子、『わたしの古典3伊勢物語』〈1986年、集英社〉より)

 むかし、色の道を忘れられない年老いた女が、どうにかして心なさけのある男にめぐり逢ってみたいものだと、まさか口に出してはっきりとは言えずに、ほんとうのことのようではなく、夢に見た話のようにして、三人の息子を呼んで心のうちを語った。
 年上の二人の息子たちは情けもない答え方で、相手にしないさまだったが、末の息子は、「そういう殿御がそのうちあらわれますよ」と夢占いをしてやったので、母親は嬉しく思った。つまらない男ではしかたない、在五中将(業平)ならよかろうと三番目の息子は考え、狩りをしている中将をつかまえて、道で馬をとめ、「こういうわけですから」と事の次第を話すと、中将はあわれがって、女を訪れてやった。
 さて、その後は男の訪れもないので、女は男の家のそばに行って、うかがっていた。それを男はかいま見て、
  ももとせ(百年)にひととせ(一年)たらぬつくも髪
  我を恋ふらし面影に見ゆ
    【百年に
     一年足らぬ
     老いの髪
     我を恋うかや
     面影かなし】
 と詠み、出かける様子だった。女は茨やからたちにかきむしられ、大急ぎで家に帰って打ち伏していた。男は女がしていたように、自分もこっそり様子をうかがっていると、女は嘆き悲しんで、
  さむしろに衣かたしきこよひもや
  恋しき人にあはでのみ寝む
    【恋しき人を
     面影に
     せまきむしろに
     独り寝の
     老いのこの身を
     嘆きつつ】
 と詠むのを聞き、男はあわれに思い、その夜は女のところに泊まってやった。男と女の仲は、恋う人を恋い、恋わぬ人は恋わぬものなのに、恋うているわけでもない人を同じように扱うのはなかなかのやり方だ。

〖鑑賞〗つくも髪の女の滑稽な哀感は、人生そのもののさまであろう。

 

知恵袋の回答(2021.4.23)

茨木のり子詩集「寸志」より


★道しるべ
   ━━黒田三郎氏に━━

昨日できたことが
今日はもうできない
あなたの書いた詩の二行

わたしはまだ昨日できたことが
今日も同じようにできている
けれどいつか通りすぎるでしょう その地点を

たちどまりきっと思い出すでしょう
あなたの静かなほほえみを
男の哀しみと いきものの過ぎゆく迅さを

だれもが通って行った道
だれもが通って行く道
だれもが自分だけは別と思いながら行く道

知恵袋の回答(2021.4.23)

「生きている日本の方言」(佐藤亮一、2001年、新日本出版社)にはこんな記述がありました。


 『日本言語地図』(1966年、国立国語研究所)の「塩辛い」の図では、東日本の大部分がショッパイ、西日本はおよそカライであって、東西対立分布の一典型である。そのほか全国的にシオカライが散在し、東京にはショッパイとカライとシオカライが混在している。東京では元来、東日本方言のショッパイに覆われていたが、その後、西日本からカライとシオカライがもたらされ、現在の状態になったと推定されている。ショッパイは話しことば的かつ俗語的で、標準語形はシオカライかカライのいずれかであるとされているが、辞書の中には三者を区別なく見出しとして立てているものもある。
 『東京都言語地図』でも、老年層の図では、ショッパイ、カライ、シオカライ、ショッカライなどが錯綜しており、都区内・多摩地区を通じて地域差は認められない。しかし、若年層の図では大部分がショッパイであり、ほかには山の手線の周辺にシオカライがわずかに見られ、カライは多摩地区の二地点に存在するにすぎない。この分布を見る限り、将来はショッパイが標準語形の地位を奪いそうに見える。しかし、これは「日常の話しことばの実態」を調査したものであるから、東京の若者が書きことばでもショッパイを多用するかどうか見きわめなければ、将来の標準語形を占うことはできない。
 『日本言語地図』によれば、ショッパイは西日本では皆無に近い状態である(わずかに一地点、福岡県飯塚市でカライとショッパイの両形を答えた者がいる)が、東京の若者の間で優勢になっているショッパイは、その後、果して西日本に広がりつつあるのだろうか。この点に関する十分なデータはないが、岡野信子(1985)によると、北九州市下関市で行った調査では、50歳代以上ではカライとシオカライ(前者が優勢)であるが、30歳代からショッパイが出現し、10歳代ではショッパイが優勢になる。このことは、東京地方の若年層の話しことばが、俗語臭を持つものであっても、共通語として全国に広がっていくことを示すものとして注目される。

知恵袋の回答(2021.4.11)

「最新詳解古語辞典」(佐藤定義、1991年、明治書院)ではこう書かれています。

【まじ】
未然形:[本]○
    [補]まじから

連用形:[本]まじく、まじう
    [補]まじかり

終止形:[本]まじ
    [補]○

連体形:[本]まじき、まじい
    [補]まじかる、まじかん

已然形:[本]まじけれ
    [補]○

命令形:[本]○
    [補]○

※「まじう」「まじい」「まじかん」は音便形です。

※マドンナの方は全部補助活用ですね。補助活用だけに限れば正しいと言って良いでしょう。
他の参考書の方は本活用と補助活用とが入り混じっているようです。
正確には⇧にある通りです。